中国の「拉麺(ラーミエン)」と呼ばれる手打ち麺がルーツですが、独自に発展していき、もはや日本を代表する国民食「らーめん」。
明治末に東京・浅草で創業した「来々軒」がラーメン(支那そば)を主とする中華店の原点となり、その後全国的に広がっていきました。そして様々な味のラーメンが開発され、今日のラーメン文化を形成していきました。1958年に日清食品の安藤百福がインスタントラーメン「チキンラーメン」を開発したことで、ラーメンは家庭でも手軽に楽しめるようになり、全国的な人気を得ました。
また横浜家系(横浜市磯子区:吉村家)や二郎系(港区三田:ラーメン二郎)など特定の店が起源となり、派生していったラーメンも進化しました。
今回の特集は国民食「ラーメン」に特化した書籍を紹介していきます!
■何ラーメンが好みですか?!
醤油らーめん
醤油味スープのラーメン。出汁により澄んだ色のすっきり味のスープから濁りのある濃厚なものまで幅広い。
塩らーめん
塩味スープのラーメン。タレ自身の味わいが他のものよりもあっさりしているため、 全体的にあっさりした味わい。
味噌らーめん
味噌味スープのラーメン。味噌の香りと深いコクが特徴で、濃厚な味になるものが多い。
博多とんこつらーめん
豚骨スープに極細ストレート麺。麺の硬さを選べて、替え玉を注文できるのも特色。
鶏白湯らーめん
鶏を主材料として一定時間煮込んで白濁させたスープのラーメン。
担々麵
中国四川省の麺料理と違い、ラー油と芝麻醤を効かせたスープに挽肉や青梗菜を乗せた麺。
タンメン
もやし、キャベツ、にらなど炒めた野菜を乗せた塩味スープのラーメン。
横浜家系らーめん
濃厚な豚骨醤油スープに鶏油を加えた独自のスタイル
油そば
いわゆる汁なしラーメン。たれを麺にからめて食べるスタイルのラーメン。
二郎系らーめん
もやし・キャベツなどの野菜の量と脂の多い豚系スープが特徴のラーメン。
つけめん
ざるそばのように麺をつゆにつけて食べるスタイル。スープは通常のラーメンのものよりも濃く調整される。
長崎ちゃんぽん
太麺と海鮮などの具材の多さが特徴。全国的に知られる長崎のご当地ラーメン。
■ラーメンに関する書籍
■ラーメンを主題とする漫画
●虹色ラーメン(全18巻)
●一杯の魂‐ラーメン人物伝‐(全3巻)
●ら~マニア(全3巻)
●麺屋台ロード ナルトヤ!(全7巻)
●湘南らーめんガール(全3巻)
●ラーメンおいしくできるかな?