いわゆる「スポ根漫画」を確立した漫画原作者の「梶原一騎」をご存じでしょうか。彼の原作漫画は、力強いストーリー展開と深い人間ドラマで読者を魅了します。
梶原作品はスポーツや格闘技をテーマにしたものが多く、「巨人の星」や「あしたのジョー」、「タイガーマスク」、「空手バカ一代」など、困難に立ち向かう主人公の成長と挫折、そして再起の過程を描くことで、多くの人々の共感を呼んでいます。他にも純愛学園ドラマの「愛と誠」なども有名です。
特に、熱血漢でありながらも繊細な心を持つキャラクターたちは、読者に強い印象を残します。また、試合や戦いのシーンは緊迫感に溢れ、読者を引き込む力があります。さらに、友情や師弟関係、家族の絆など、人間関係の深さも描かれており、単なるエンターテインメントにとどまらない哲学的な要素も含まれています。
本特集では”昭和“を感じさせる懐かしの梶原一騎・原作漫画を集めてみました!
■野球まんが
野球人気を決定づけ、その後の作品にも大きな影響を与えたスポ根まんがの代名詞である「巨人の星」。数は多くありませんが、他にもこんな野球まんががあります!
●侍ジャイアンツ(全16巻)
●甲子園の土(全4巻)
●巨人のサムライ炎(全2巻)
■空手、キックボクシング、柔道などの格闘技まんが
「あしたのジョー」「タイガーマスク」「空手バカ一代」だけでない。ボクシング、プロレス、空手、柔道など梶原一騎原作まんがのベースとなる格闘技ジャンルはこんなにたくさん!
●柔道一直線(画:永島慎二)(1~8巻)
●紅の挑戦者(全10巻)
●ピストン堀口物語(全3巻)
●カラテ地獄変牙(全14巻)
●キック魂(全3巻)
●ジャイアント台風(全12巻)
●人間兇器(全23巻)
●キックの鬼(全6巻)
●プロレススーパースター列伝(全17巻)
●四角いジャングル(全12巻)
●新カラテ地獄変(全20巻)
●格闘王V(全8巻)
●男の星座(全9巻)
●雨の朝サブは(全14巻)
■学園ドラマ、ヒューマンドラマなど
純愛学園ドラマの名作「愛と誠」のように格闘技系のまんが以外にもたくさんの佳作が並びます。学園ドラマ、SF作品、時代劇などもあります!
●朝日の恋人(全4巻)
●夕やけ番長(全15巻)
●斬殺者(全6巻)
●おとこ道(全4巻)
●あゝ五高 武夫原頭に草萌えて(全4巻)
●天下一大物伝(全6巻)
●朝焼けの祈り(全2巻)
●青春山脈(全12巻)
●ゴッド・アーム(全5巻)
●悪役ブルース(全8巻)
●哀愁荒野(全4巻)
●若い貴族たち(全6巻)
●格闘士ローマの星(全3巻)
●英雄失格(全6巻)